パワービルダーってなに?上手に使えばお買い得!

「予算はかけられないけど、一戸建てがほしい」…そんな人に知っておいてもらいたいのが、パワービルダーの存在です。郊外に行くと、似た構造の家がいくつも建っているエリアに出くわした経験はありませんか?

実はそのエリア、パワービルダーがかかっていたかもしれません。ここでは、「パワービルダーはそもそも何なのか」から「パワービルダーを使う場合に注意したいこと」まで、知っておくと何かと得する情報を集めました。

パワービルダーってなに?

最初に、言葉の意味をはっきりさせておきましょう。イメージとしては、次の条件をすべて満たす建売住宅を主力にビジネス展開している会社と考えてください。

  • 床面積30坪くらいの土地付き一戸建てが主力商品
  • 価格帯は2,000~3,000万円
  • 年間の分譲戸数は1,000戸以上

この業界の草分けとなったのが、株式会社飯田産業です。同社は、大手ハウスメーカーがあまり参入しない郊外の土地をうまく活用し、価格帯の低い一戸建てを分譲して利益をあげて会社を成長させてきました。

その後、同様のビジネスモデルで事業展開していた株式会社東栄住宅、タクトホーム株式会社、株式会社アーネストワン、アイディホーム株式会社、一建設株式会社と経営統合し、飯田グループホールディングス株式会社として東証一部上場を果たしています。

パワービルダーの特徴

パワービルダーが分譲する物件は、大手ハウスメーカーの手掛けるものに比べると、かなり安いのが大きな特徴でしょう。実際の金額は、個々の事例によって異なりますが、1,000万円程度の差があるといわれています。

でも、なぜこのような差が出てくるのでしょうか。次の2つの観点から検証してみましょう。

1.資材を大量仕入れしているから

家を建てるためには、建築資材が必要ですが、基本的に「大量に仕入れれば仕入れるほど、単価は安くなる」という性質を有しています。パワービルダーの場合、年間の分譲戸数が1,000戸を超えるのも珍しくないので、資材も大量に仕入れられるのです。資材を安く調達できれば、完成形である一戸建ても当然安く分譲できます。

2.工程がシステム化されているから

人件費、時間を極力抑えるため、工程が徹底的にシステム化されているのも大きな特徴です。
パワービルダーの標準工期は50日程度と、大手ハウスメーカー(90日)の約半分となっています。

パワービルダーを使う場合に注意したいこと

それでは、パワービルダーを使う場合、注意したほうがいい点には、どんなことがあるのでしょうか。3つあげてみましょう。

1.想定外の注文に対応しにくい

パワービルダーは工程をシステム化しているから安い、という話をしましたが、間取りなどの家の仕様にもそれが現れています。あらかじめ、図面通りの家を建てるのが前提であるため、間取りの変更など、想定外の注文には対応しにくいのも現実です。

また、家の各部品に関してもこれは言えます。システムキッチンを例に考えてみましょう。定額で家が建つのをうたい文句にしているパワービルダーの場合、システムキッチンは「○○というメーカーの◇◇という型番のもののみ」というように、きわめて選択肢が狭くなっているそうです。

同じ規格の資材を大量調達して低価格を実現しているビジネスモデルである以上、これは致し方ないでしょう。想定外の注文には対応してくれないか、対応してくれても割増料金がかかってしまい、結果として大手ハウスメーカーで家を買うのとあまり変わらなかったという事態も考えられます。

2.営業エリアは狭い

大手ハウスメーカーの場合、営業エリアは全国にまたがっていることが多いですが、パワービルダーは地域が限定されているのも珍しくありません。家を買いたいと思う地域をパワービルダーが手掛けていない場合は、地元の工務店に低価格でできないかどうか交渉してみるもも一つの手段でしょう。

3.保証、アフターサービスに不安が残る

大手ハウスメーカーの場合、保証、アフターサービスも充実しています。引渡しから数年間は無料保証、その後も有償ではあるものの、修理や相談に応じてくれるでしょう。

しかし、一部のパワービルダーの場合、このようなサービスが全くないケースもあります。最近では、パワービルダーも顧客満足度向上のために改善をはかりつつありますが、一度体制を確認しておく方が賢明です。

結局、パワービルダーを使うのはアリなのかナシなのか?

ここまでの話を踏まえ、パワービルダーを使うのはアリなのかナシなのかについて結論付けましょう。結論から言えば、「よく考えるならアリ」です。家に求めるものはそれぞれに違います。

パワービルダーの物件であっても、出来上がり次第、第三者機関による基礎配筋検査、構造検査を受け、検査済証が発行されないと引渡しには移れません。

安全は確保されているので、「家そのものより、他のことにお金を使いたい」場合は、パワービルダーの物件も検討してみましょう。

一方、「家を建てるならそれなりにこだわりたい」という方は、大手ハウスメーカー、地元の工務店など、ある程度の融通を聞かせてくれる業者に頼んだ方が、満足のいく家づくりができるはずです。

一番大事なのは、「自分はどうしたいのか」という気持ちなので、パワービルダーもうまく活用してください。

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