おうちダイレクト利用の注意点は?サービス内容を押さえよう!

「おうちダイレクト」というサービスを聞いたことはありますか?従来、不動産を売買する場合は、不動産会社を通すのが一般的でした。

しかし、このサービスを使えば、買主自身が売りたい物件の情報を公開でき、それを見た人が物件見学や問い合わせを申し込むことでマッチングが図れるのです。便利なのは確かですが、利用にあたってはサービスの内容を熟知し、注意点を知っておく必要があります。

おうちダイレクトってどんなサービス?

おうちダイレクトとは、Yahoo!ジャパンとソニー不動産がともに運営する、不動産を売りたい人と買いたい人のマッチングをオンライン上で行うサービスです。不動産の売買においては、自分で買ってくれそうな人を見つける(=自己発見取引)場合以外は、不動産会社に仲介を頼むのが一般的でした。

しかし、不動産会社をどう選んだらいいかわからない、不動産会社が見つけてきた人には正直売りたくない……など、利用にあたっては工夫が必要なのも事実でしょう。

このサービスを使えば、自分で「この人に売りたい」と思える人を見つけられるのが大きなメリットです。売り出しの対象となる物件とマッチングが成立する場合について、表にまとめてみました。

売り出しの対象となる物件

  • 居住用物件:購入した人がそのマンションに住む。
  • 投資用物件:購入した人がそのマンションを使って不動産投資を行う。

※一戸建てのマッチングサービスは2017年1月現在、提供されていない。

マッチングが成立する場合

  • 居住用物件:買いたい人が物件見学を申し込んだ。
  • 投資用物件:買いたい人が物件の問い合わせを行った。

仲介手数料・サポート体制はどうなっているの?

おうちダイレクトはオンライン上で直接売りたい人と買いたい人のマッチングを行うサービスのため、基本的には仲介手数料は無料です。「自分だけで何もかもやるのは不安……」という場合は、ソニー不動産のスタッフによるサポートが受けられます。

この場合、サポートが仲介に該当するため、仲介手数料がかかることに注意してください。仲介手数料の差も含め、おうちダイレクトが提供する2つのプランを比較してみましょう。

 プラン名 売却仲介手数料0円プラン 住み替えサポートプラン
売却成立時の仲介手数料 0円 成約価格の1%+6万円
原稿作成(物件PR) なし あり
物件写真撮影(物件PR) なし あり
日程調整(物件見学) あり あり
立会い(物件見学) あり あり
売買契約・重要事項説明(契約等) あり あり
引渡し(契約等) あり あり
売れにくい場合のサポート なし あり
住み替え先の物件探し
(購入サポート)
なし あり
資金計画の相談
(購入サポート)
なし あり
購入時の仲介手数料 なし 成約価格の2.5%

表をご覧になっていただいてもわかりますが、売却仲介手数料0円プランは、手数料の面では魅力的ですが、自分でやらなくてはいけないことがかなり多いです。不動産売買に関する知識があり、ある程度時間がかけられる方なら選択してもいいでしょう。

そうでない場合は、住み替えサポートプランをおすすめします。手数料はかかりますが、幅広いサポートが受けられるのはやはり心強いです。

マンションを売る場合の流れは?

大まかに分けると、次の5ステップになります。

1.身分証をアップロードする

所有者全員分の身分証のアップロードが必要になります。運転免許証、健康保険証、パスポート、在留カード、年金手帳、年金証書のいずれか一つを用意してください。

2.売り出し価格を決める

売ろうとするマンションのシステム推計価格を参考にしながら、購入時の価格、住宅ローンの残額、次に買いたい物件の金額なども織り交ぜて自由に決めましょう。

ただし、見学予約が入った後に売り出し価格をあげるのはトラブルに巻き込まれる原因となりますので、やめてください。「この価格で買いたい」という人が現れた場合にちゃんと対応できる水準で決めましょう。

3.管理費・修繕積立金、そのほか費用を確認する

次の内容が記載されている書類の原本を写真撮影またはスキャンし、アップロードしましょう。

  • 建物名、部屋番号
  • 管理費の金額
  • 修繕積立金の金額
  • 発行日
  • 発行者

また、管理費や修繕積立金が購入した際から変更になっている場合や金額の設定がない場合は、3か月以内の金額を証明する書面を用意しましょう。住み替えサポートプランを使う場合、ソニー不動産の担当者が費用の詳細を確認してくれるので、お願いするのも一つの選択肢です。

4.売り出しを開始する

手続きが完了すれば、売り出しが開始されます。掲載期間は3週間なので、続けて売り出しをしたい場合は掲載期間延長の手続きをしましょう。

また、売り出しを開始した後に掲載情報に変更があった場合、すぐに修正してください。売り出しを開始すると、物件情報を見たユーザーから質問が届く場合があります。回答する場合、その回答が公開されるので気を付けて答えましょう。

5.見学者対応をする

物件に見学申し込みがあった場合、ソニー不動産の担当者が確認を行い、日程調整に入ります。

おうちダイレクトを利用する上での注意点は?

おうちダイレクトを利用する際は、サービスのルールを知り、それに則った方法で使わないといけません。注意点をまとめてみました。

1.同時に他の不動産会社に相談してはいけない

おうちダイレクトを利用する際は、ソニー不動産と媒介契約を結びます。この契約は一般媒介契約なので、本来は同時に他の不動産会社と契約を結んでもかまわないはずですが、ソニー不動産はガイドラインでこれを禁止している点に注意してください。

2.調べなくてはいけない情報が多い

マンションを売り出す場合、管理費・修繕積立金の額を正確に入力しなくてはいけません。マンションを購入した際の金額から変わっている場合、証明書を取り寄せて最新のデータに揃える必要があります。証明書の発行にお金がかかる場合、自己負担になる点に注意してください。

3.表現が難しい

マンションの紹介文を書く際、使ってはいけない表現が定められています。公式ホームページを参考にして、使わないように気を付けましょう。自分で作れる自信がない場合は、やはりサポートを受けるのをおすすめします。

参照
使い方ガイド【おうちダイレクト】
https://realestate.yahoo.co.jp/direct/guide/sell

4.レインズに掲載されない

おうちダイレクトを利用すると、不動産流通機構(レインズ)のデータベースに物件情報は掲載されません。

つまり、おうちダイレクトを利用する人しか物件情報は見られないことになります。色々な人に物件を見てほしい、と考える場合、かなり不利です。

5.地域限定のサービスである

ソニー不動産の営業エリアは東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県のみです。このエリアから外れる場合、おうちダイレクトも利用できない点に注意してください。

まとめ

おうちダイレクトはインターネット上でマンションを買いたい人と売りたい人のマッチングができる画期的なサイトです。不動産取引の知識がある人ならチャレンジする価値がありますが、そうでない人にはやや使いにくいでしょう。

掲載期間を過ぎても売却が成立しない場合は、他の不動産会社に切り替えることも検討しながら、チャレンジしてみるのをおすすめします。

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