マンション売却に失敗しない不動産会社の選び方・5つのポイント

マンション売却に失敗しない方法なんてあるんでしょうか?もちろん、マンション売却も人間がやることである以上、絶対に失敗しない方法などあり得ません。

しかし、一緒に組む相手=不動産会社の選び方次第で、失敗する確率はぐっと下げられるのも事実でしょう。そこで、不動産会社の選び方について、5つのポイントを伝授します。

大手と中小ならどちらがいい?

マンションなどの不動産に限ったことではありませんが、皆さんは買い物をするときは、どういうお店で買いますか?大手なら安心、という気持ちもわかりますが、中小のお店でもサービスがよかったり、雰囲気のいい対応をしてくれるなら、選ぶに値しますよね。不動産会社の選び方もこれと同じです。

大手の不動産会社は、全国に大きなネットワークを保有しています。広告宣伝費にお金をかけられるため、複数の購入希望者が現れる可能性が高いです。しかし、中にはスタッフの教育に力を入れておらず、質が低いスタッフに当たってしまい、なかなか思うように売却が進まないケースもあり得ます。

一方、中小の不動産会社の中にも、広告宣伝のやり方を工夫していたり、社員教育に力を入れていたりなど、様々な試みをもとに、質の高いサービスを提供している会社があります。

仲介手数料の値下げ交渉に応じてくれたり、契約が成立したあとのアフターフォローも丁寧だったりと、「ここに頼んでよかった」という評判が多いケースもあるのです。いずれにしても、最終的には担当者のスキルによる部分が大きいので、しっかり見極めましょう。

複数の業者に声をかけるべき?

そこで、不動産会社を選ぶ運びになるのですが、どれだけの数の業者に声をかけるべきなのでしょうか?実際のところは、売主のスケジュール次第ですが、最初から1社だけに絞りこむのはお勧めしません。

後述する査定価格の件とも関連しますが、不動産会社にはそれぞれの特色があるため、比較検討して選んだ方がいい結果になるためです。仮に、1つの不動産会社としか打ち合わせをしないで、物事を進めてしまい、後で「これは違う…」と思った場合、途中から変えるのはとても難しくなります。

特に、専属媒介契約を結んでしまった後なら、一定期間が経過しないと不動産会社を変更することはできません。複数の業者に声をかけて、「いろいろなところに頼んでみようかな」と思えたなら、一般媒介契約を視野にいれて動くのもいいでしょう。

査定価格は高い方がいいの?

複数の業者に声をかけたところで、次の話題に移ります。当然ですが、不動産会社によって、マンションの査定価格は異なります。高い査定価格を付けてくれる不動産会社は確かに魅力的に映るかもしれません。

ですが、一歩踏みとどまって考えてみましょう。なぜ、その不動産会社が高い査定価格を付けてくれたか、理由はわかりますか?「駅から近い」「管理・部屋の状態がいい」「このスペックの物件がほしい、と言っているお客様を知っている」などのはっきりとした理由を説明してくれるなら、心配ないでしょう。

しかし、あいまいな説明しかない場合が問題です。契約を取り、営業成績をアップさせるためだけに高い価格を提示しているケースも残念ながらあるためです。このケースの場合、実際の販売活動に熱心に取り組んでくれず、結果としてなかなかマンションが売却できない…と失敗に終わる可能性もあります。

「この査定価格にしたのはなぜですか?」と聞くのを忘れないようにしましょう。腑に落ちない部分があるなら、質問を繰り返すのも大事です。

インターネットが使える業者?

昔だったら、不動産会社の広告はチラシなどの紙媒体が基本でした。しかし、今はインターネットでの広告がメインとなっています。そこで、インターネットの活用が上手な業者かどうかも、不動産会社選びのポイントにしてみるといいでしょう。

大手物件情報サイトと提携している、自前でブログやホームページを開設し、定期的な配信を行っているなど、外から見極める方法はたくさんあります。もちろん、インターネットでの集客に力を入れていなくても、評判のいい不動産会社はたくさんありますが、一つの判断基準として覚えておいてください。

レスポンスは早い?

最後に、一番重要と思われるポイントを説明しましょう。不動産会社の担当者と連絡を取った場合、営業時間内なら早めにレスポンスがあるでしょうか?メールの返信に数日もかかる、電話をかけてもなかなかつながらない…こういう不動産会社は要注意です。

仕事をしている方ならわかるはずですが、連絡がスムーズに取れるかどうかも、物事がうまく進むための大きなポイントとなります。あまりにレスポンスの悪い担当者なら、改善を申し入れて、変わらなければ担当者の変更をお願いしましょう。

マンション売却は大きな金額が動く取引である以上、担当者との綿密なコミュニケーションも大事です。その一つの基準として、レスポンスの速さがあると考えてください。